四万十を清流のまま未来へ引き継ぐために、わたしたちは栗を育てます

なぜ1/10まで減った? ~イノシシ、鹿との戦いに負けた?~

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高知県は全国と比較して10年高齢化が先行しているとされています。 それに対して西土佐地区では36.7%とさらに10年先行していることになります。 3人に1人以上が高齢者であり、さらにその内75歳以上の高齢者が増加する傾向は今後も続くことが予想されています。 大野晃・高知大学名誉教授の提唱した限界集落とは、集落を構成する人口のうち65歳以上人口が過半数となった集落のことで、集落の自治、生活道路の管理、冠婚葬祭など、共同体としての機能が急速に衰えてしまい、やがて消滅に向かうとされています。 このような限界集落を多く抱える西土佐で、猪や鹿などの獣害と闘うが残念ながら降参してしまうという状況もあるのでしょう。 また、降参しないまでも獣害対策に積極的に取り組み、より獣害に強い柚への転作をして自己防衛を計った農家も多かったのだと思います。
平成15年には、「しまんとのもり組合」が設立され、害獣とされる鹿を原料に「シマントウォンテッドジャーキー」という加工品が商品開発され、そのユニークな取り組みに注目が集まっています。
しかしまだまだ、流通量は少なく事業として成立するためには、様々な課題があるようです。